犬がルッコラを食べても大丈夫！適切な量・頻度・メリット・注意点

犬がルッコラを食べても大丈夫？

このようにルッコラを犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは？

今回は、犬に食べさせるルッコラの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴：30年
繁殖犬種；10種以上
繁殖頭数：3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。

犬にルッコラを与えても問題ない！

ルッコラは栄養豊富で、ビタミンや抗酸化物質を含み、犬の免疫力をサポート！

特に旬である春から夏にかけての新鮮なルッコラは、より栄養価が高くなります。

ただし、与えすぎると胃腸のトラブルや下痢を引き起こすことがあるため、適量を守ることが大切です。

犬が食べるルッコラの適切な量と頻度

犬が食べるルッコラの適切な量

ルッコラは栄養価が高いため、少量でも十分に効果が得られます。

新鮮なルッコラを細かく刻んで、食事に少し混ぜる程度が理想です。

特に消化不良を避けるため、初めて与える場合は少量から始めて様子を見てください。

犬が食べるルッコラの適切な頻度

ルッコラは週に1〜2回が適切です。

栄養価が高く、特に旬の春と秋に与えることで、より豊富なビタミンやミネラルを摂取できます。

ただし、与えすぎると消化不良の原因になるため、適量を守りましょう。

子犬や老犬がルッコラを食べても大丈夫？

子犬と老犬には少量から始めることが重要です。

消化器官がデリケートなため、子犬には週に1回、老犬には消化しやすい形で週1〜2回程度与えるのが良いでしょう。

与える際は茹でるか細かく刻んで、消化をサポートする工夫が必要です。

犬にルッコラを与える3つのメリット

以下は、ルッコラ（100gあたり）の主な栄養素の表です。

抗酸化作用で免疫力を向上させる

ルッコラに含まれるビタミンCやビタミンKは、抗酸化作用が強く、犬の免疫力をサポートします。

特に、シニア犬や免疫力が低下しがちな犬にとっては、細胞のダメージを抑える効果が期待！

これにより、病気にかかりにくく、健康な生活を維持しやすくなります。

消化を促進し便秘を防ぐ

ルッコラに含まれる食物繊維は、犬の腸内環境を整え、消化を促進します。

特に、便秘気味の犬には、消化を助ける効果があるため、スムーズな排便をサポート！

また、消化不良によるガスや不快感を軽減し、胃腸の健康を保つことができます。

低カロリーで肥満予防に効果的

ルッコラは低カロリーでありながら、栄養価が高いため、ダイエット中の犬や肥満傾向にある犬にも最適です。

肥満による関節の負担や心臓病のリスクを軽減しながら、必要なビタミンやミネラルをしっかり摂取できます。

犬がルッコラを食べる際の3つの注意点

適量を守ることで消化不良を防ぐ

ルッコラを犬に与える際は、量を適切に調整することが重要です。

特に過剰に与えると、消化不良や下痢を引き起こす可能性があります。

小型犬や敏感な胃腸を持つ犬には、少量から始めて体調を確認しましょう。

甲状腺機能に影響を与える可能性がある

ルッコラにはゴイトロゲンが含まれており、甲状腺機能に影響を与えるリスクがあります。

特に、甲状腺機能低下症の犬には避けた方が良い場合も…。

心配な場合は、事前に獣医師に相談してください。

3. アレルギー反応に注意が必要

一部の犬はルッコラに対してアレルギー反応を示すことがあります。

初めてルッコラを与える際は少量にとどめ、皮膚のかゆみや嘔吐などの異常反応がないか確認しましょう。

アレルギーが疑われる場合は、すぐに中止してください。

犬にルッコラを与える方法

• 新鮮なルッコラを選ぶ: ルッコラは新鮮で緑の鮮やかなものを選びましょう。しおれた葉や傷んだ部分は避けることが大切です。特に農薬の残留が気になる場合は、オーガニックのものを選ぶのが安心です。
• しっかりと洗う: ルッコラは与える前に必ず流水でしっかり洗い、農薬や汚れを取り除きます。細かな土や虫が付着していることがあるため、丁寧に洗うことが重要です。
• 細かく刻んで与える: 犬が消化しやすいように、ルッコラは細かく刻んでから与えます。生のまま与えても良いですが、茹でて柔らかくすることでさらに消化を助けることができます。

まとめ

今回は、犬に食べさせるルッコラの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。

愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように！